ナイトツアー
小笠原の大自然の夜の表情を見に行こう!
ナイトツアーはグリーンペペやオガサワラオオコウモリ(天然記念物)、海岸の夜行性生物、星空を観察するツアーです。
■ツアー時間 19:30~21:30
■大人4,000円 小人3,500円(対象年齢7歳小学生以上) 最少催行人数2名

オガサワラオオコウモリ
オガサワラオオコウモリは大型のコウモリで小笠原の固有種です。また小笠原で唯一固有の哺乳類です。果実や葉っぱを食べています。明るい時刻に見られることは稀です。いつも見られるわけではありません。オガサワラオオコウモリは目が良いため強い光が苦手です。ストロボを使用した写真撮影はご遠慮願います。
夜に見られる生き物たち
オカヤドカリが活動的に餌を探している姿を観察することができます。夜の海岸では夏になるとアオウミガメが産卵のために上陸することがあります。また、アオウミガメが産卵をやめてしまうことがあるので、離れた場所から静かに見守り光を当てないように観察しましょう。

グリーンペペ
正式にはヤコウタケ(夜光茸、学名:Mycena chlorophos)ハラタケ目-キシメジ科-クヌギタケ属に分類されるキノコの一種、傘の直径は1センチほどで通常は白いキノコですが暗闇では蛍光グリーンに輝いています。
その光はとても強く、世界でももっとも明るく光るキノコの一つです。
高温多湿を好む菌類ですから発生時期は梅雨の頃から11月頃が多いのですが、ブルーレースでは栽培実験をしており、通年観察ができます。(個人では通年ヤコウタケを発生させているのはブルーレースのみです)
2014年、2015年、2016年のナイトツアーでは98%光るキノコをご覧いただくことができました。
注:2018年秋から2019年春にかけて小笠原は少雨渇水が続いています。栽培には沢山の散水が必要なため現在栽培培地は休眠状態にしております。
(ちなみに個人的に栽培培地を『ペペランド』と呼んでいます。)